ギャラリーを使おう
この記事は、LibreOffice Advent Calendar 2013の16日目です。
今日は、私(おおもり)がギャラリーについてお送りします。
1.Galleryとは
LibreOfficeには、ギャラリーというMicrosoft Officeのクリップアートと同様な機能が提供されており、ギャラリーに登録されたデータは、writer、calc、impress、drawの各アプリケーションから利用することが出来ます。このギャラリー機能の呼び出し方ですが、以下の方法があります。
1、メニューから「ツール」ー「ギャラリー」
2、標準ツールバーからギャラリーアイコンをクリック
3、LibreOffice4.1系から提供された(実験的機能)サイドバーから
2.登録/追加方法
ギャラリーファイルに登録できるデータは、画像ファイル、オブジェクト、音声ファイルがあり、登録方法は、以下に示す方法があります。
1、画像/オブジェクトをデータとして追加する
2、ファイルへのリンク情報として登録する(一括もあり)
3、拡張機能として提供されているものを利用する
ここでは、一例として画像の登録について説明します。
画像データやオブジェクトを登録する場合は、メニューから「ツール」-「ギャラリー」を選択します。
新しいテーマをクリックすると、新たにテーマを作成できます。登録する手順は、画面上に表示されている、1、の画像をクリックし長押し(2~3秒程度)、ちょっと動かすと、カーソルが2、で示すアイコンにかわります。この状態で、テーマエリアに移動し、ドロップすると登録することができます。
3.活用方法
ギャラリーに登録できるのは、画像や音声ファイルだけではありません。テキスト等のオブジェクトも登録できますので、Writerの入力支援のような定型文を他のツールでも共有出来るメリットがあります。
WriterやCalcでは、利用出来なかった最後に、「コネクタ」図形についても、ギャラリーに登録することにより、利用できるようになります。お試しあれ!
4.LibreOffice4.1の機能
今まで提供されていたギャラリーテーマファイルは、sgxx.xxxのファイル名で統一されていましたが、自由に名前をつける事が出来る様になりました。日本語のファイル名も利用可能です。
明日は、nogajun さんお願いします。